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カカワミルパの洞窟
2007年11月03日(土) 13:18
タスコを一通り散策して、まだ若干時間があったので、ガイドブックをめくってみたら近くに鍾乳洞があるという。教会があったり、ダンジョンみたいな遺跡があったり、ピラミッドがあったり、洞窟があったり、メキシコは何だかドラクエの世界みたいだ。そこでこの記事のタイトルもドラクエっぽく書いてみた。「の」を入れただけだが。
ということで、カカワミルパという名前のその洞窟まで行ってみた。ドラクエと違って洞窟までバスが出ている。所要時間は1時間弱。
ものすごく、森の中だった
東京で生まれ育った人間としては、こういうのを見るとくらくらしてしまう。「この中に一人で取り残されたら、助けが来るまでどうやって生き延びようかな…」とか考えてしまうのだ。でも今まで一度もそういうサバイバル経験をしたことはない。
なお、申し遅れたが、バスは洞窟の入口前まで来ているのではなく、ちょっと手前の坂の上にあるバス停で止まって客を降ろす。ここからタクシーに乗れ、と言われるのだが、乗ったら2分もしないうちに着いてしまってびっくりした。日本人なら普通に歩いて行く距離だろう。これって、バス会社とタクシー運転手の策略じゃないか。
案内板。カカワミルパというのはナワトル語(先住民の言葉)で「ピーナッツを栽培する場所」という意味なのだと書いてあった。そういえばピーナッツはスペイン語でもカカワテ(cacahuate)だ
岩に絡みつく木の根。土もないような場所でよくこんな巨木に成長できるもんだと感心
ケーブルに体を結びつけて谷を渡っているようです
「カコミストレがいる!」という声が聞こえた。見ると岩の上にアライグマのような白っぽい毛皮の動物がいた。案内板の左下に写真が載っているやつだ。cacomiztle というらしい。
洞窟に入らないでこの近辺で自然観察していても面白いかな、とも思う。しかしもうチケット買ってしまったし。
行きますか。
潜入します。再び日の光を浴びるのはいつのことか
ここでは陽気なガイドさんの案内に従って、変わった形の岩を見て楽しむ、というのが趣旨だ。だからスペイン語がわかることと、メキシコのジョークのセンスがわかることの両方が要求される。
解説する人と聞き入る人たち
周りの客はみんなメキシコ人で、みんな友達同士・カップル・家族連れなどで来ている。日本人一人旅の客は、やや浮いていた。でもいいんだ。そんなのは今に始まったことじゃない。
移動する人たち
洞窟はでかい
閉所恐怖症として知られている俺がどうしてここに行く気になったかというと、でかいから。大人1人がやっと通れるくらい、とか、屈まないと入れない、とかだったら絶対に行かなかったと思う。
上の写真だが、天井まで20〜30mはあるだろうか。この大きさになるまで8500万年かかったと推定されているそうだ。カップヌードルを作る時間で言うと、およそ15兆個分だ。
光を当てると、愛し合うカップルの影絵になる岩
光を当てる角度を変えると、カップルの後ろにもう一人の影が現れる。ガイド「これは姑です」。メキシコ人客爆笑
というようなノリで進んでいく。
ガイド「象の横顔です」 客1「何の顔だって?」 客2「象だって」
ガイドの声は洞窟の反響と他の客の話し声に重なって聞き取りづらい。俺が後ろのほうにいたせいもあるかもしれないが。スペイン語の上手な人と一緒に行くことをお勧めする。
ガイド「とうもろこしです。上にもとうもろこしがあります。上のはマヨネーズ味で、下のはチーズとチリソース味」。客爆笑
結構長いので、途中で飽きたら勝手に帰ってしまってもいいようです。ちなみに料金は40ペソ+国立公園入域料20ペソ加算。
外の崖もかっこいいよ






