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チェトゥマルからトゥルムへ、そして国道307号線の神殿

夏休みの話を書いているうちに今年も暮れていく

ソー・ラグーナの小屋を引き払って東へ向かう。目指すはベリーズ国境沿い、キンタナ・ロー州の州都チェトゥマル。メキシコのいちばん端っこだ。


宿のご主人が朝食を出してくれた。他にパンと卵も

シュプヒルからチェトゥマルへ行くバスは1日1本か2本だけしかなく、これが満席だったりすると身動きが取れなくなる危険がある。ぼくは乗り合いタクシーを使うことにした。

乗り合いタクシーというのは名前の通りなんだけど、普通のタクシーと違って同じ方面に行く客が4人集まるまで出発しないというやつだ。1人当たりの料金と空間は4分の1になる。一緒に乗ることになったおじさんが運転手と交渉してくれて、4人で400ペソだったのを300ペソに値切ってもらった。4人で割ると1人だいたい450円。これでも十分高いよ、とおじさんは言う。ここで本場の値切り交渉を目の当たりにしたわけだが、こういう営業スキルみたいなのがあると生きていく上で何かと楽だろうな、と思う。


シュプヒルの町とはこれでお別れ。何もない田舎町だったが不思議とまた来てみたくなる

おじさんはマヤ語が母語で、アメリカで長く暮らしていたのでスペイン語よりも英語のほうが得意なのだという。言葉が話せるのと値切れるのはまったく別のスキルなのだ。メキシコで暮らしていれば日常生活に不自由しないくらいのスペイン語はできるのだろうけど。

そうこうしているうちにチェトゥマルへ。ひさしぶりの都会である。


田舎もいいけど、がちゃがちゃしてうるさい都市も中米の魅力のひとつ。ところでタクシーを降りたところの近くにあったタコス屋が非常にうまそうだった

ここを拠点にすぐ南のベリーズ国境へ向かう旅人も多そうだが、ぼくは北のトゥルムという町へ向かうためここで乗り継ぐつもりで来た(本当にベリーズへ行きたいのなら日本人はビザを取らなければならない)。滞在時間はたかだか数十分、しかし活気のあるチェトゥマルの中心街の様子を見ていると、機会があったらまた訪れてゆっくり滞在してみたいと思う。そうやって「機会があったらまた」を9回繰り返した結果が今に至る、というわけだな。機会ありすぎ。


チェトゥマルのバスターミナル。こちらは仮設っぽい感じで、10分くらい行ったところにもう一つ大きなターミナルがあった

北へのルートは、カリブ海の高級リゾートとしても有名なカンクンを終着点とする国道307号線。トゥルムまでは3時間半くらい、カンクンへ行くならもう少しかかる。

3分の1くらい行ったところに東海岸のマハワルという都市へ通じる道との分岐点があり、そこを過ぎてさらに数km進むと国道沿いの集落の中に唐突に古代マヤの神殿がそびえ立っている珍しい風景が見られる。


西側(内陸部)のチャクチョベンという町への抜け道があるところの少し手前。ふつうの村なのだが


これ。神殿の上には雑草が生い茂っているし、隣には給水塔や電柱が立っているし、ということで整備された遺跡公園ではないということがわかる

ちなみにこの神殿はストリートビューでも見られる。トゥルム・カンクン行きのバスは基本的にはここでは停車しないので、たまたまここで降りる人がいたり道が混んでいたりしない限りはバスからの撮影は難しいだろう。チャクチョベン付近には観光客が入れるように整備された遺跡もあるようなので、そちらへ行く人はこの国道神殿(いま勝手に命名した)もついでに見ておくと楽しいと思う。

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