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コバ(遺跡)

この旅行記は年内に終われるのか

トゥルムから行ける遺跡の1つめはコバ遺跡。トゥルムの町の中心部からバスでほぼまっすぐ北西へ、所要時間は2時間程度。


バスを降りると目の前にラグーナ・コバ(Laguna Cobá)が広がる。ラグーナというのは(辞書を引いてみると)一般には沿岸堆積物で海が分断された潟のことだが、メキシコ南東部の低湿地帯ではこういうふつうの沼のこともラグーナと呼ぶ

トゥルムの町ではバスターミナルまで行くのにタクシーに乗る必要がある。タクシーの運転手が遺跡までタクシーで連れて行くと言ってしつこかったのでためしに値切ってみた(「高いからバスで行く」と言い続ければいいのでこの交渉は楽だ)。結果は250ペソ(1500円)。バスだと42ペソなので、5人くらいで一度に行くならお得かもしれない。


沼にはワニがいるらしい。後ろに見える桟橋はワニ観察用のもので、入場料が別途かかる

ラグーナの周辺はなかなかのどかな風景が広がっているが、いざ遺跡の中に入ってみると欧米からの観光客でごった返している。いきなりアウェー感満載。


こういうガイド+観光客数人のグループがたくさんいる

ぼくが遺跡を見るときのスタンスは博物館に行く感覚に近いのだけれど、欧米系の観光客の様子を見ていると彼らのスタンスは遊園地なのではないかと思う。楽しみ方は人それぞれだ。


いわゆる「記念写真」(遺跡の建造物や石碑をバックに、肩を組んだりポーズを決めたりしている写真)を撮る人の多いこと


マヤ式のアーチ構造。ぼくはこういうところにぐっとくる。この中に自分の姿が写っていてほしいとは思わない

コバの人気の秘密は、熱帯雨林の中のトレイルを徒歩またはレンタサイクル、あるいはサイクルタクシーで回りながら遺跡を鑑賞する、というアトラクション。これはアトラクションと認めざるを得ないだろう。


球戯場のゴールリングも非常に状態のよいものが残っているのだが、みんなそのあたりの観賞もそこそこに先を急ぐ

ただ個人的には、徒歩で回ったほうが寄り道しやすいので楽しいと思う。


この混雑の中を自転車で走れる気がしない


タクシーはこれ。前に人が座れるように改造した自転車、東南アジアとか鎌倉あたりでもこういうのはあった気がする


窮屈な東京を離れてつかの間の休みを楽しむために来たはずなのに、自宅から最寄り駅までの道みたいなことになっている


わざとゆっくり歩いたり立ち止まったりして、できるだけ大集団に混ざらないように行動するとよい

ここまでの話を読んでみても「混んでいる遺跡」という印象しか残らないと思うので、少しばかり見どころも紹介しよう。まずは球戯場、これは上でちらっと写真を載せたもののほかにもう一つある。


こちらも保存状態はよい。ゴールリングもきっちり残っている


面白いのは下の地面に骸骨の顔を彫った石が埋め込まれていること。これについての説明は見当たらなかったが、古代マヤの球戯場は生贄になる人を決める儀式の場だったので死と関連するモチーフが使われたということかもしれない


リングの下にはマヤの神聖文字が書かれた石碑も

そして登れるピラミッド。メキシコで遺跡のアトラクションといえばこれが定番だ。遺跡を博物館のように楽しむタイプの人も登れるピラミッドの前では平等。


こちらもまた混んでいる


この急勾配。頼りになるのは真ん中のロープ一本のみ


上からの眺め。青い空、果てしなく広がる熱帯の森、そして急な階段


地平線まで続く森が美しい。右を見ても左を見てもこんな風景だ

現地で見たときはそれほどでもなかったが、今こうして写真を整理して見てみると基本を押さえたいい遺跡だと思う。できれば早朝とか混雑しない時間帯に訪問してみたい。

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