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書いてる人
Cochinita pibil
2009/10/09(金) 22:47
再現性ないのに不具合とか言うとFC2に怒られそうだ
前に pollo pibil ってのを出したがそれの豚肉バージョン。Pollo がチキンで cochinita がポークだ。なので pibil は何かしらスパイシーな汁に漬けてバナナの葉っぱで包んで蒸し焼き、のような意味なのだろうけど、そこだけマヤ語なのでよくわからない。アメリカ人が日本に来たら、チキンはわかるけどタツタって何だよ、ってなるだろう。それと同じことだ。
ちょっと検索すればわかりそうなことを調べもせずにわからないと言いたい、今夜はそんな気分。
キンモクセイ
2009/10/09(金) 22:31
「#」を見てくれた皆様、ありがとうございます。平たく言えば不具合です
キンモクセイの香りがすごい。子供のころトイレの芳香剤のにおいとして定番だったので、今でもキンモクセイのにおいがするとトイレを連想する。
今ではトイレの芳香剤にもラベンダーとか森の香りとかいろいろあるが、それもいずれはトイレのにおいとして定着してしまうだろう。そうなればまた別のにおいを探さねばなるまい。次世代の芳香剤は何だろう。
肉か。トイレで焼いた肉のにおいがする22世紀。
もしくは肉を食べるたびにトイレを思い出す23世紀。
どっちも実現しないと思うけど念のため反対しておく
チチェンイツァで羽の生えた蛇の神様に会いたかった
2009/10/07(水) 23:07
この日記をロシアから見ている人がいた。ズドラストヴィーチェ
ええと、メキシコ南東部にある古代マヤの都市遺跡チチェンイツァ。ここで春分の日と秋分の日の年2回だけ、古代マヤの天文観測技術を象徴するような現象を観測できるという。今回はそれを見に、秋分の日を狙って行ってみた。
説明しにくいことが起こります
テレビで「この後、驚愕の事実が明らかに!」などと言ってCMになるパターンがよくある。ぼくはああいうの苦手なのだが、今回はほんとに説明しにくいのだ。
まずは場所を確認しよう。ユカタン州のほぼ中央、メリダからバスで2時間半ほどだ。遺跡自体は有名なので、写真や映像で見たことがある人も多いんじゃないだろうか。
このピラミッドに見覚えはありませんか
このピラミッドの北側の階段には天から降臨する蛇の像が彫られている。春分の日と秋分の日の年2回、夕方になると西日がピラミッドの段の影を蛇の胴体部分に映し出し、蛇の像に羽が生えたように見えるという仕掛けになっている。わかりにくい説明で申し訳ないが何を読んでもこういう書き方しかされていないのだ。そしてまさにこの日が秋分の日。
蛇の像というのがこれ
写真向かって右が西。白い線で示した部分に影ができる予定
それだけ?と思われた方は残念だがそれだけだ。それだけを見るために世界中から観光客がやってくるのだから仕方ない。ぼくもそれだけのために成田から片道18時間かけてたどり着いた(待ち時間除く)。「太陽の運行に伴う現象を見に遠くまで出かける企画」に最近ちょっと悪いイメージがつくような事件も起きたが、これがマヤの時代には神聖な儀式で、この影が見えたら春は種まきをする、秋は収穫をする、という目安になっていたのだそうだ。
つまり太陽の方角を正確に測定する技術が前提、その上でこれだけのでかいピラミッド(25mもある)を測定したとおりに正確に建てる建築技術、が使われていることになる。素直な人はここで「えーすごーい」となる。
しかし実際には古代マヤ人だからって計算だけでどんぴしゃに建てられるわけでもないんだろう。少なくとも、実際に建築作業にとりかかる前にミニチュアを粘土か何かで作って影の形を確かめる、くらいはしていただろう。ぼくはそう思う。
うかれている
話は少し前後するが、チケット売り場には行列ができる騒ぎになっていた。言っておくがメキシコでこういった行列ができるというのは尋常な事態ではない。
影が見えるのは夕方なのに、昼前でこの盛況
入場口の係員の方から話しかけられる。だいたい以下のようなやりとり。
係員「日本人?NHNだ」
ぼく「NHN?」
係員「NHNじゃなくて、何だっけ、NHKか。NHK」
ぼく「NHKって日本のテレビのですか」
係員「うん。あと、たけし」
ぼく「たけしとNHKが一緒に来たんですか」
係員「そうそう」
スペイン語でのやりとりなのだが、係員の人がだんだん片言になってくる。たけしというのはあの世界の北野のことだろうけど、NHKでそんな番組あったっけか。
それはさておき、写真を見て天気が今ひとつであることに気づいた方は多いと思う。太陽が出てこないと影も何もあったものではない。晴れと曇りがめまぐるしく入れ替わる空の下、とりあえず写真を撮る。
自分を境目にして右が曇り、左が晴れ。霊能者に見せたら何か言われそうだ
こちらはピラミッドの東側。周りがお祭り気分満載の中で仕事をする発掘の人たち
日が傾くまでにはまだだいぶ時間がある。ひとまず遺跡内を見て回ろうか、と思ったそのとき。
わー。ふーられたー
天気も人も、まるで落ち着く気配なし。夕方には晴れてくることを祈るしかないんである。こればっかりはどうしようもない。傘とカメラを出したりしまったりしながら、見どころを、あるいは見どころでないところを、駆け足で紹介しよう。ちゃんとした写真や解説が見たい人は「Chichen Itza」で検索すればたくさん出てきます。
マヤ文化圏で各地に見られる球戯場。生贄を決める神事に使われた
骸骨の神殿。インディジョーンズに出てきそうだ
ピラミッドから北へ徒歩2分、聖なる泉。こちらでも人間を生贄として放り込んでいたそうで、古代マヤけっこう怖い
生贄の心臓を切り出してこの上に置いたとか、もうそんな話ばっかり
そういった雰囲気の中でナタを置きっぱなしにして気軽にどっか行ってしまう作業員がいたりする。
逆に考えると今は平和なんだ
おみやげの露店も書き入れ時だ。
延々と連なる露店
とはいえ互いに言葉が通じないという前提で売るので、それほど営業攻勢はきつくない。「にーちは!」「やすり、やすり」「何をさますか!」「イチロー!」と、エキゾチックな日本語も飛び交う。飛び交う、というか一方通行。どう反応したらいいのかわからない、これが異国情緒というものだ。
天文台。今後の天気、まったく読めない
いよいよです
スタートへ戻ってきた。いろんな人の話を総合したところでは、(晴れれば)午後5時にきれいな影ができるということで、概ね16:30くらいを目安に戻ってきて待てばよかろう、とのことだった。
本来はそういう情報はこっちに来る前に調べておくほうがいい。空き時間にちょっとネットで調べとけばいいや、ってなことも外出先ではままならないのだ。ちなみにぼくはメキシコの秋分の日が9月22日だということも出発の数日前に知った。冒頭に「秋分の日を狙って行った」と書いたがまんまと狙いを外すところだった。何事も準備が肝心だ。
人が集まり始める
お、晴れてますね。人の影も濃く見えている。この後の天気も油断ならないが、とにかく待つしかない。
ところで皆さんご存知のことと思うが、晴れると暑い。
木陰に退避します
人にうもれる
見えるように前へ出る。アメリカ人はすぐ脱ぐ
日本人は傘をさす
階段のところ、ちょっとだけ影が波打っているのがお分かりいただけるだろうか。じわじわと日が傾き始めたのだ。こちらも太陽のようにゆっくり前へ出る。
上のほう、蛇の尻尾の形ができ始めた
このへん。白いところを見てください
予想はしていたがやはり地味。照りつける日差しの中、ピークまであと20分ほど。蛇の神様は降りてくるのか。
世界が注目
だめでした
さんざん引っ張っておいてこれか。いや、現場にいたらきっとこのがっかり感を共有できたに違いない。
太陽が雲に隠れた。このとき16:46
影も消えました。あーあー
ほんとに最高のピークに達する直前で曇ってしまった。そしてこの場にいなければ味わえない微妙な雰囲気。ため息、半笑い、あきらめ、いろんな人の感情がいろんな方向に散らばっていくような印象を受けた。
来たときと同じように、そぞろに散会
あきらめきれない人たちも
この雰囲気を味わっただけでもよしとしたい。また日食と違って、年に2回はチャンスがあるのだ。
締めます
そんなわけで最後は残念な結果に終わったが、こんなふうに年2回空模様を気にしていたであろう古代マヤの人々にも少しだけ思いを馳せることができた。そして何かを気長に待つのは、それはそれで楽しい。遺跡はかっこいい。こんなもんでいいでしょうか。
がっかりするようす
続きは来年の3月、春分の日に。
Pollo pibil
2009/10/06(火) 00:03
ユカタン地方の伝統料理で、鶏肉をスパイシーな汁に漬けてバナナの葉で包んで蒸したもの。ぼくは最近、スパイシーな汁に漬けてバナナの葉で包んで蒸せばだいたいユカタン料理っぽいものになるんじゃないかと思っている。
つまり、ユカタン料理=汁+葉、だ。
日本で言うなら、修学旅行で旅館に泊まったときに夕食のテーブルの端に魚などを紙で包んで蒸し焼きにしたようなものがあろう。ああいう感じだ。何が「ああいう感じ」なのかわからんが、この場合の汁は醤油とかゆず果汁とかだし汁でできている。
和食=汁+紙、なのだ。なのか。
中華だったらとろみのある汁ということになる。蒸すのはせいろなので
中華=汁+せいろ。それもどうかと思う。
まとめると、汁は偉大だ。
Sopa caribeña de mariscos
2009/10/03(土) 22:14
前の日記でグリーンイグアナって書いたけど子供のときは緑で成長すると黒くなるのかもしれない。あ、と思った。大いにありうる。
最初の写真は 10センターボ = 0.1ペソ = 73銭です。このくらいだとメキシコ人も落ちていても拾わないようだ。
つまりぼくが拾ったということだ。
遺跡からの帰りに知り合った日本人バックパッカーの方に食事をおごっていただいた。すいませんお世話になりましてありがとうございました。
日本語に訳すとカリビアンシーフードスープ、と思ったがそれでは英語訳だ
カリブ海のようにしょっぱい(おいしい)
気になったのはこの中によくわからない貝が入っていたことだ。それがちょっとアワビに似ていたのだ。
日本ではアワビを食べたことがないので、初めて食べるときはできれば料亭とか、漁港の近くの旅館なんかで食べておきたい。上記の店の味がどうこうという話ではなくて、将来改まった場面で食事をしたりするときにユカタン半島の蒸し暑い空気を思い出すようになるのはどうかと思うのだ。
料亭ではパクチーとかハバネロとか使わないだろうから別にいいんだけど
ウシュマル後編(イグアナにまみれる)
2009/10/02(金) 23:35
ウシュマルといえばイグアナである。と言っても大多数の人はわからないだろうがそうなのだから仕方ない。前に載せたこの写真もウシュマルで撮ったものだ。
遺跡は森林のすぐ近くにあり、こうして野生のイグアナがそのへんをうろうろしている。爬虫類なので好き嫌いが分かれるかとも思うが、特に怖いことはしないしかわいい。
警戒心が強く、危険を感じると遺跡の石の隙間に隠れる
そっと近づくと写真を撮らせてくれる。ただし後ろから近づくと逃げられるので、できるだけ前に回るようにするとよい。イグアナの写真の撮り方、おそらく今季最も役に立たないライフハックだ。
頭を高く上げるのは威嚇。まだ警戒されている
逃げられたとしても、また探せばうようよいるので気にしなくていい。イグアナ1匹見たら30匹、くらいの雰囲気だ。イグアナ好きにとっては聖地と言えよう。
かなり大柄な個体。これはうまく撮れたので大きめに載せる
ぼくは愛好家ではないので品種とかよくわからないのだけれど、その手のペットショップに行くといろんな色のイグアナが売っているらしい、ということくらいは知っている。ウシュマルにいるようなグレーと黒を基調としたやつは売ってるんだろうか。
奥に老夫婦、手前にイグアナ
これはちょっと油断している
こちらはペットショップにもよくいるグリーンイグアナ(子供)。後ろから行ったらすごくびっくりされた
こうして見ていると、飼ってみたくなってしまう人の気持ちもわからないではない。でも猫なんかと違ってにゃーとか言わないし(威嚇するときゲウゲゲゲウゲゲと言うのがかわいくない)、人から餌をもらったりもしないので、やっぱり多少距離を置いてそっと見守るくらいがちょうどいいんじゃないかと思った。
あまり爬虫類の写真ばっかりだと嫌がられそうなので、最後にかわいらしい木の実の写真を載せて終わろう。それではまた
かわいいけど毒っぽい
ウシュマル前編
2009/10/01(木) 23:00
何事もバランスだと思う今日この頃
上の写真はメリダの宿にいた犬です。写真はないけどもう1匹白いのがいる。白は吠える、黒は吠えない、と色分けされているので覚えやすい。
で、遺跡に行った話。メキシコには旅客用の鉄道がほとんどないので、遺跡に行くにはバスだ。
ここはバスターミナル
新宿駅にある長距離バスターミナルみたいなものをイメージしてもらえればだいたい合っていると思う。4年半ぶりに来たけれども、ちょっと見ない間にだいぶきれいになった。奥に写っているニューデイズみたいなのは前はなかった気がする。
しかし前回の写真がないのでよく思い出せない。4年半の間にぼくが脳年齢を重ねて記憶が曖昧になっているだけかもしれないが、それはそれで感慨深い。
バスです
メキシコのバスには1等(たかい)と2等(やすい)があって、これは安いほう。「2等」という言い方が印象よくないのか何なのか、最近では「中級」(intermedio)とか「エコノミー」(económico)などと名乗っているバス会社もある(航空会社も「エコノミー」とは言わずに「メインキャビン」って言いますよね)。しかし安バスには違いないので、あんまり現実逃避っぽい表現をすべきではないと思った。
でも宿にはなかったエアコンがこのバスにはあった。ので中級もありかな、と思い直す。
遺跡入口
こちらはウシュマルという遺跡。観光地なのでアクセスも楽だ。入ってすぐのところにこの遺跡で一番かっこいい建物がある。いきなりメインディッシュが出てくるような感じだ。
ピラミッド
両端が切れてしまったけど斜めから縦長で撮りたかった
見て分かるように修復中だった。しかしビニールシートが空の色とマッチして、これはこれで趣がある、というか。
このあたりの廃墟っぽい雰囲気がいい。生活感のある廃墟だとホラーっぽいが、1000年も放置されている廃墟だとかっこいいのだ。
空と芝の鮮やかさもいい
場所によってはかなりハイレベルな修復がなされている
ビューポイントも多い。よく整備されているのでいろんなところに登れる
ビューポイント1(右奥が最初のピラミッド)
ピラミッドはもう一つある。後ろ半分は発掘が進んでいない
みんな登っていく。この写真だとミニチュアみたいだ
登ると地平線が見える。このへんは低地なので見晴らしがいい
歴史学・考古学的な説明は専門の人に譲りたいところだが少しだけ。こちらの遺跡は古代マヤの建築様式で「プウク式」と呼ばれるもので、複雑で凝った壁の装飾なんかが特徴だ。ヨーロッパの歴史で言えば(よく知らないけど)バロックとかゴシックとかそんな感じだと思う。
現代のメキシコの街並みもそういった過剰感が受け継がれているような気がした。
プウク
ゴシック(うそ)
さすがに書きすぎじゃないかと思う
ビール
2009/10/01(木) 21:38
夏休み前に書いてた雰囲気を思い出す練習
「家庭でビールを急速に冷やす方法」という記事を見つけた。
「家庭をビールで急速に冷やす方法」なら知ってる。毎日大量のビールを買い込んで帰り、家族の制止も振り切ってべろべろになるまで飲み続けることだ。
「冷やす」の意味が違うが、冷えたビールを大量に室内に置いておくというのも正解とします









